AGAは進行性の脱毛症なので、抜け毛が始まってからも特に対策することなく放置していると徐々に症状が進行してしまうのが大きな特徴となっています。
そのため、抜け毛を改善して髪の毛をいつまでもキープするためには早めの対策が必要となってきます。
では、どのようなパターンで進行していくのか、具体的に見ていきましょう。
まず、第一段階として抜け毛が少しずつ増えてきます。
朝起きると枕の周辺に何本も髪の毛が抜けているのが発見できたり、シャンプーの時に指に絡まる抜け毛が増えることでも実感できます。
また、AGAでは髪の毛が抜ける場所が額の生え際や頭頂部であることも大きな特徴になります。
薄毛にもいろいろなタイプがあり、全体的に薄くなるタイプのものや、抜け毛ではなく髪の毛の太さが細くなることでハリやコシがなくなるタイプのものもありますが、AGAではほとんどの場合が上記のように額の生え際や頭頂部から髪の毛が抜け始めます。
第二段階になると抜け毛の本数が数十本から数百本のレベルになり、額の生え際が2〜3センチ後退したり、頭頂部がO型に薄くなったりして、他人からもハゲが目立つようになってきます。
この段階になると髪の毛の成長サイクルに明らかに狂いが生じており、今まで生えていた髪の毛が成長を止めて抜け落ちてしまうのと同時に、新しい髪の毛の作られる本数も減ってしまっています。
さらに症状が進んで第三段階に突入すると前頭部と頭頂部の薄毛がどんどんと広がっていって、側頭部だけに髪の毛が残っているような状態になってしまいます。
この状態になると産毛もほとんどなくなってしまうので、治療しても髪の毛が増えてきにくくなっています。
つまり、フィナステリドやミノタブによる治療もAGAの初期段階に行ったほうが効果が高いということです。
このように、AGAによる薄毛には進行パターンがあるので、抜け毛が増えてきたと感じたら素早く対策を施すことが何よりも重要になります。
フィナステリド
フィナステリド(finasteride)は、アメリカメルク社が開発した抗アンドロゲン薬。
2型5-α還元酵素を阻害して、男性ホルモンテストステロンがDHT(ジヒドロテストステロン)に転換されるのを抑制する。高用量(5mg/day)で前立腺肥大症・前立腺癌に対して抑制的に作用します。
低用量(0.2または1mg/day)で、男性型脱毛症(AGA)に対して脱毛抑制効果を認め、プロペシア(Propecia)の商品名で多くの国で発売されています。
プロペシアの日本での特許は2015年に切れており、各社から後発品が安価で発売されています。
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ミノタブ
ミノタブは発毛作用があり、内服する薬となります。
育毛剤は今生えている髪を育てるものなので発毛効果はありませんが、ミノタブは新しい髪が生えてくる効果があるのです。
M字ハゲの改善にはうれしいアイテムですが、入手できる場所や方法は限られています。
ミノタブの正体はミノキシジルという成分です。
髪のもととなる毛母細胞がある毛包に直接作用して、髪に繋がっている毛細血管の血流を促進します。
そして毛包で髪を構成しているタンパク質をつくることによって、髪の根元で新しい血管が作られます。
そうすると髪への血流が増えるのと同時に髪も成長するため、髪の成長期が延長するのです。
また髪の成長が止まった休止期になっている毛包にも作用して、成長期に入るように促してくれます。
ミノキシジルが毛包に直接働きかけることで、髪の成長期が長くなり、髪が太くなったり新しく髪が生えるということになります。
男性型脱毛症は髪の成長期が短縮しているため、髪の成長期を延長させるミノキシジルは発毛に良い影響があるのです。
ミノタブは個人輸入で入手することができます。
ミノタブは本来降圧薬として販売されているため、降圧薬を購入して発毛剤として内服することとなります。
ミノタブには1錠につき5mg、10mgのタイプがあります。
どちらを購入するかを判断しなければなりませんが、やはり初めてミノタブを試す人は5mgから始めた方が無難です。
薬なので作用があれば副作用もあり、10mgをいきなり内服すると副作用が強く出る可能性があります。
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